アパレルの開業・経営はゼロ円でもできる!? ネットショップの開き方や仕入れ方法も解説!

私たちが生活するために必要な三大要素衣食住のうち、衣を担っているのがアパレル分野です。そのアパレルの開業を検討する方は決して少なくありません。しかし、アパレルはなんとなく店を構えただけでお客様が当たり前のように入店してくれるほど頻繁に訪れる場所ではないため、アパレルを開業して成功しようと思うと、アパレルで成功するための正しいプロセスを踏んでおく必要があります。今回はアパレルの開業、経営の基礎知識や実店舗販売とネットショップ販売の特徴、商品の仕入れ先などについて解説します。

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アパレルの経営者の年収は約300~1,000万円

アパレルの経営者の年収はネットショップであれば、約300~1,000万円だと言われています。実店舗だと約250~400万円と言われています。

年収に関わってくる要因としては以下のものが挙げられます。

  • 売上

  • ショップの形態

  • 他店舗との差別化

  • 安定した仕入れルート

年収に一番関わってくるのが売上です。その売上を安定させるために大事なのがどのようなショップの形態にするか、他の店舗との差別化を図るかということです。ネットショップだけあるいは実店舗だけの方が多いですが、中にはネットショップと実店舗両方を構えて相乗効果を狙う経営者もいます。

加えて、他店舗と差別化を図ることで提供する商品を購入してくれるお客様が増えやすくなります。そのため、まずはどこまで売上が伸ばせるかが大事です。

また、売上だけでなく費用も考えなければなりません。比較的低コストで商品の仕入が可能なルートを確保しておくことが重要です。

コストだけでなく、売れる商品が確実に手に入ることも大事なので、アパレルショップを経営する場合は、その点を踏まえて安定した仕入ルートを確保してください。

アパレルの開業、経営の最近のトレンド

アパレルを開業して経営するとなると、採用できる開業、経営のスタイルがいくつか考えられますが、その中から最近トレンドとなっている開業、経営スタイルを紹介します。

ネットショップでの無在庫販売

ネットショップでの無在庫販売とは、その名の通りネットショップとして開業して、商品の在庫を管理することなく運営していく経営スタイルです。注文が入り次第仕入れを行うやり方で、メーカーに在庫の管理や梱包、発送を委託することが多いです。

これにより仕入や在庫管理等のリスクを最小限に抑えられ、委託した分生まれた時間をサイトの管理やマーケティング活動に当てることができるため、売上が伸ばしやすくなります。

ただ、無在庫販売に対応している商品もあれば、そうでない商品もあるため、必ずしも自分が売りたい商品を販売できるわけではなく、その商品が他のネットショップでも販売されていて価格競争が発生しやすい点に注意が必要です。

加えて、注文が入ってから発注処理を行うため、お客様に商品を届けるのに時間がかかったり、発注した際に在庫がなくて注文のキャンセル、返金処理を行う場合があるというデメリットもあります。

無人店舗販売

実店舗で開業する場合だと、無人店舗販売が注目を集めています。無人店舗販売には以下の3種類の形態が存在します。

  • 完全自動型

  • 採寸特化型

  • 単純無人型

完全自動型は事前にアプリ内で決済情報を登録しておいて、Amazon Goのようなアプリをかざして入店し、必要な商品を取ってそのまま店から出ることで自動で決済される仕組みの形態です。

採寸特化型は店内に3Dスキャナなどを設置して、採寸だけを店舗で済ませてデータを本部に送り、それを基に服を後日自宅に郵送する仕組みの形態です。

単純無人型は防犯カメラを設置して、通常のアパレルショップを単純に無人化する仕組みの形態です。

これらの仕組みによって、コスト面でネックな要因の1つとなる人件費を大幅にカットして、利益を底上げさせられます。

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