かき氷屋フランチャイズは様々な開業形態が存在！リスク低く開業が可能！

かき氷屋のフランチャイズで失敗しないためのコツ

かき氷屋のフランチャイズに加盟することのメリットについて既にお伝えしましたが、そのメリットを最大限享受するためには、失敗を避けるためのコツというのも知っておく必要があります。

そのため、ここではかき氷屋のフランチャイズに加盟する際に失敗しやすいポイントについて詳しく解説していきます。

フランチャイズはあくまでも看板を借りた個人店。資金繰りや戦略には徹底しよう

まず第一に気を付けるべきことはフランチャイズ任せにしないという点です。

フランチャイズに加盟をすることによって立地やメニューなど様々なアドバイスを受けることができます。しかしながら、最終的にかき氷屋の経営を行い、その利益の責任を負うのはオーナー自身です。

そのため、資金繰りや戦略をフランチャイズ任せにするのではなく、自転車操業にならずに経営ができるのか、ちゃんと立地とターゲットにしている客層、提供するメニューが合っているのかなど、戦略面についてしっかりと自分の頭で考えていくことが重要となります。

かき氷でも食中毒には注意。フランチャイズ全体に影響を及ぼす可能性も

2つ目に気を付けるべき点は食中毒です。

かき氷では腐りやすい肉や魚などを扱うわけではないので、食中毒とは無縁かと思う人も多いかもしれませんが、実はかき氷屋でも食中毒が起きたことがあります。

肉や魚などの生ものを扱っていた場所で氷も保存してしまったという場合や、食用ではない氷を使用した場合、傷口から出た黄色ブドウ球菌に汚染されいた場合などかき氷でも食中毒を引き起こしてしまう様々なケースがあります。

こうした食中毒事件を起こしてしまった場合、自分の店舗だけでなくフランチャイズに加盟している店舗全体のブランド力の低下ももたらしてしまうため、食中毒には注意が必要です。

「インスタ映え」がかき氷ブームの基盤。映える商品・内外装づくりにこだわろう

三つ目に気を付けるべき点は「映え」に気を遣うという点です。

かき氷屋はSNSでの集客力が高い商品でもあります。

そのため、ソースをカラフルにしたり、フルールを贅沢に使用したりするなどインスタ映えしやすい商品を心がけることが売上を伸ばす上で重要となります。

また、SNS映えは雰囲気込みで評価されるものでもあるため、眺めの良い席を用意したり、内装のレイアウトを凝ったものにするなど、インスタ映えしやすい雰囲気づくりを心がける必要があります。

自店舗との二毛作ビジネスができるFC本部も。並行する場合は自店舗のビジネスにも力を入れよう

4つ目に気を付けるべき点は、かき氷以外に同時に他のメニューも提供できる余地があるかどうかです。

かき氷はその商品の特性上、夏場の暑い時期によく売れ、冬の寒い時期には売上が低下することは避けられません。

そのため、かき氷だけでなく、他のメニューも同時に提供することで、冬場の売上低下の影響を抑えることも重要となります。

かき氷屋のフランチャイズ本部の中には、既存の飲食店のメニューにかき氷を追加するだけというフランチャイズ契約を結ぶこともできるものもあるため、こうしたフランチャイズとの契約も検討すべきです。

ただし、かき氷を自店舗のメニューに追加したからと言ってそれがすぐに付加価値としてお客さんに認められるわけではないので、自店舗のビジネスにもしっかりと力を入れ、シナジー効果を生み出せるように努力することが重要となります。

かき氷屋フランチャイズおすすめ3選

ここまでかき氷屋をフランチャイズに加盟して開業することのメリットや注意点についてお伝えしてきましたが、実際にどのフランチャイズに加盟するのがよいのでしょうか。

世の中に数多あるかき氷屋のフランチャイズの中から特におすすめできる3つのかき氷フランチャイズをここでは紹介します。

フランチャイズ契約はもちろん、コラボ店契約や「博多純氷」の取り扱いのみの契約も可能「おいしい氷屋」

まずお勧めするのはふわふわかき氷で高い評価を得ている「おいしい氷屋」です。

この「おいしい氷屋」では「おいしい氷屋」の一店舗のオーナーとなって出店をする通常のフランチャイズ契約だけでなく、1部のメニューのみを取り扱うコラボ店舗契約もできる点が大きな特徴です。

そのため、既存の飲食店であってもこの「おいしい氷屋」とフランチャイズ契約を結ぶことで、人気のかき氷を自店舗のメニューに簡単に追加することができます。

天然のドルチェソースや多彩なトッピングが魅力。材料や機材の手配もサポート「かき氷Lounge」

次にお勧めするのが、ふわふわのかき氷に天然のドルチェソースや多彩なトッピングが特徴的な「かき氷Lounge」です。

「かき氷Lounge」のフランチャイズ契約では材料や機材の手配もフランチャイズ本部がしてくれるため、オーナー自身はかき氷屋の開業・経営の労力を省くことができるだけでなく、営業面に集中できるというメリットがあります。

カフェスタイルの果実氷まるごとかき氷「RUBAN DE FRUITS AN café」

最後にお勧めするのがカフェスタイルが他のかき氷屋とは一線を画す「RUBAN DE FRUITS AN café」です。

「RUBAN DE FRUITS AN café」で提供されているかき氷は丸ごと凍らせたフルーツを削ってかき氷にしているという特徴があり、食べログでも3.5以上を獲得するほど高い評価を得ています。

かき氷屋を飲食店にアドオンすることで高収益を目指せる

かき氷はかき氷専門の店舗を立ち上げるというよりは、飲食店の一つのメニューとして取り入れることをお勧めです。

なぜなら、かき氷屋はトレンドに左右されやすいのに対して、導入自体は簡単という特徴があるからです。

トレンドに左右されるため独立店舗で開業することは厳しい

インスタ映えしやすいかき氷などは若い女性をターゲットにしているということだけあって、トレンドに左右されやすいメニューでもあります。

そのため、かき氷だけを提供する独立店舗で営業をした場合、ブームが去ってしまうと売上が低迷してしまう危険性もあります。

かき氷機以外の設備が不要なため、アドオンしやすい

かき氷を提供するためにはかき氷以外の設備が不要であるため、メニューに追加で導入しやすいというメリットがあります。