お好み焼き屋フランチャイズおすすめ3選！開業資金、メリット・デメリットをご紹介。

お好み焼き屋をフランチャイズで開業するデメリット

お好み焼き屋の開業には多くのメリットがありますが、何事にもメリットがあればデメリットもあります。

そして、開業の失敗を避けるためにもそのデメリットについて理解しておく必要があります。

そのため、ここではお好み焼き屋をフランチャイズで開業するデメリットについて詳しく解説します

デメリット(1)：月当たりの最低仕入れ量が決まっていることもある

お好み焼き屋をフランチャイズで開業する場合のデメリットの1つ目が、フランチャイズによっては月あたりの仕入れ量の最低限の量が決まっていることです。

フランチャイズによってはロイヤリティだけでなく、加盟店に対して食材を卸すことで利益を得ている場合があります。

そうしたフランチャイズ本部の場合、最低限の仕入れ量も決まっている場合があり、客数が少ない時期には大きな負担となる可能性があります。

デメリット(2)：客単価が低く、回転率が悪い

お好み焼き屋をフランチャイズで開業する場合のデメリットの2つ目は客単価と回転率が悪いことです。

粉ものは満腹感を得やすいため、お好み焼きを数多く食べるということができません。そのため、お好み焼き屋の客単価は低くなりやすいとされています。

また、お好み焼きを焼き上げるまでに時間がかかるため、客の回転率も悪くなりやすいというデメリットもあります。

こうしたデメリットを少しでも緩和させるためにサイドメニューやドリンク類を充実させることで客単価を上げていく工夫などが必要となります。

お好み焼き屋フランチャイズおすすめ3選！

お好み焼き屋をフランチャイズで開業する場合、どのフランチャイズに加盟すればよいのでしょうか。

ここでは日本に様々あるお好み焼き屋をフランチャイズの中でも特におすすめできるフランチャイズを3つ紹介します。

店舗数は200店超で日本一！全国での知名度が大きな武器に「道とん堀」

まずおすすめするのが日本一の店舗数を誇るお好み焼きチェーン「道とん堀」です。

日本一の店舗数を誇るということは、それだけ多くの経営ノウハウを蓄積してきたことを示しています。

また、知名度が高いため、そのブランド力でお客さんを獲得しやすい点も「道とん堀」のフランチャイズに加盟することの魅力でもあります。

このように豊富な経営ノウハウの提供と高い集客力が得られることが「道とん堀」をおすすめできる理由となります。

おたふくソース(株)との共同開発のソースが武器！関西で抜群の知名度を誇る「偶」

次におすすめするのが創業20年、関西で抜群の知名度を誇る「偶」です。

偶の特徴は、具材を国産限定にするとともに、ソースをおたふくソース（株）との共同開発したものを使用するなど、材料にこだわっている点にあります。

こうした独自性と関西での抜群の知名度があることが「偶」をおすすめする理由です。

独自の在庫管理システムや毎月のSV訪問など、サポート充実の「きん太」

最後のおすすめするのが関西を中心に出店し、充実のサポートと高収益体制を誇る「きん太」です。

きん太では発注から納品在庫管理までをシステムで一括管理できるなど、独自の在庫管理で効率的な経営を行うことができます。

また、定期的にSVが各店舗を回り、現場をチェックするとともに指導を行っているため、継続的な支援を受けることができます。

こうした効率的な運営と充実したサポートによって、利益率25％という高い利益率を達成しています。

こうした点がきん太をおすすめする理由となります。

お好み焼き屋のフランチャイズはコロナ禍の現状を加味して選ぶ

お好み焼き屋のフランチャイズの開業を目指す場合、コロナ禍でも対応可能な形での開業を想定するのが良いでしょう。

コロナ禍でのお好み焼き屋は家族連れをターゲットに

コロナ禍においてはいつ緊急事態宣言が出され、アルコール類の提供が禁止されるかは予測がつかない状態です。

そのため、アルコール類で客単価を上げる方向性は今は避けるべきと言えます。

そこで、アルコール類に頼らずとも客単価を上げる方法として家族連れをターゲットにすることをおすすめします。

家族連れであれば、子ども向けのアイスクリームやジュースといったサイドメニューが売れやすくなったり、またシェアをしやすいのでお好み焼き以外にもサイドメニューを頼んでくれやすくもなります。

こうしたことから、コロナ禍でのお好み焼き屋は家族連れをターゲットにした方が良いでしょう。

狭い物件で開業できるメリットを最大限活かし、テイクアウトを強化

また、お好み焼き屋は狭い物件で開業できるというメリットを最大限生かし、テイクアウトを強化するということも考えるべきでしょう。

イートインのみに頼っていると緊急事態宣言が出された場合や、そこまで感染が拡大しなくても感染者数が増えてきて人々が外出を控えるようになると、売上が大きく減少してしまうことになります。

その一方で、テイクアウトやデリバリーにも力を入れておけば、イートイン需要の落ち込みをテイクアウトやデリバリー需要で補うこともできます。