アパレルの開業・経営はゼロ円でもできる!? ネットショップの開き方や仕入れ方法も解説!

私たちが生活するために必要な三大要素衣食住のうち、衣を担っているのがアパレル分野です。そのアパレルの開業を検討する方は決して少なくありません。しかし、アパレルはなんとなく店を構えただけでお客様が当たり前のように入店してくれるほど頻繁に訪れる場所ではないため、アパレルを開業して成功しようと思うと、アパレルで成功するための正しいプロセスを踏んでおく必要があります。今回はアパレルの開業、経営の基礎知識や実店舗販売とネットショップ販売の特徴、商品の仕入れ先などについて解説します。

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アパレルの開業、経営はネットショップを活用してリスクを減らそう!

アパレルの開業、経営で成功するためには、ネットショップとして開業する方が成功しやすく、リスクも減らせると言われています。なぜなら実店舗で開業するとどうしても高いコストがかかってしまったり、その店舗の近くに来た人しか買い物ができないことから、立地条件と近くのライバル店との競走が激しくなりやすいためです。

ネットショップで開業すれば、全国に住む人に向けて販売でき、24時間いつでも販売受付ができ、店舗を構えないでいい分安く開業できます。衣服はそこまで頻繁に買うものでもないため、売上を伸ばそうと思えば購入してくれる可能性のあるお客様の数を増やした販売方法の方が安定した収入を得やすいです。

アパレルの開業を検討していた方はなるべくリスクを減らしてリターンが得やすいネットショップでの開業を視野に入れてみてください。

アパレルの開業資金、経営・運営にかかる費用、必要なもの

アパレルをネットショップで開業した際にかかる初期費用や経営・運営にかかる費用などについてまとめていきます。

実店舗で開業する場合の初期費用は1,000万円以上!

アパレルを実店舗で開業した場合にかかる初期費用の項目として、最低でも以下の費用がかかってきます。

  • 物件費

  • 内装費

  • 設備費

  • 広告費

  • 人件費

  • 仕入費

物件費や内装費、設備費はどれだけ規模の大きい店舗にするかによって大幅にコストが変わります。

広告費は集客に大きく関わる部分なので、少なくとも売上の10%くらいは確保しておく必要があります。

人件費も店舗が大きくなればそれだけ費用がかかる部分であり、求人広告を掲載するコストまで考えなければなりません。

仕入費はその店舗の取り扱う商品のジャンルによって変わります。

高級ブランドをメインとした店舗にするならそれだけコストがかかり、気軽に誰でも着やすい商品をメインとする店舗にするならコストはある程度抑えられます。また、どのような形で仕入先を確保するかによっても費用は変わってきます。

どちらにせよ値段の安さをメインとした店舗にする場合でも、少なくとも初期費用の総額は1,000万円はかかってしまうとことが多いです。

ネットショップでの通販で開業するなら、ゼロ円でも開業可能!

一方で、ネットショップで開業する場合は、やり方次第では0円でも開業することは可能です。開業するだけなら、ネットショップの開業資金の大部分はサイトの構築費が大きなウェイトを占めます。

サイトを構築する際にASP(Application Service Provider)を使えば、ネットショップ開業に必要な素材やテンプレートが用意されていることから、手軽にサイトの構築ができます。中には0円で使えるASPもあるため、限りなくコストを減らしてサイトを構築することもできます。

ネットショップでの通販の経営・運営にかかる費用

アパレルをネットショップで開業する場合に、経営・運営にかかってくる費用としては以下のものがあります。

  • 仕入費

  • ネットショップの維持費

  • 梱包資材

  • 広告宣伝費

開業時にもかかるものですが、当然経営・運営を始めてからでも仕入費や広告宣伝費はかかってきます。実店舗との違いとして、ネットショップでの開業の場合はより一層広告宣伝の重要性が高くなってくるため、売上の20%は割く必要があります。お金をなるべくかけない宣伝方法としてTwitterやInstagramなどを積極的に使う方法もあるので、それらも積極的に活用していった方がいいです。

ネットショップの維持費は、レンタルサーバーや独自のドメインにかかる費用で、月に1,000~3,000円程度かかります。

梱包資材は専門店で数百円から数千円程度で購入できます。

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