クレープ屋のおすすめフランチャイズ4選。開業資金や原価が低く利益が出やすい業態。

クレープ屋は初めて飲食店を開業する人でも比較的開業しやすいジャンルです。そしてクレープ屋を開業するのであればフランチャイズ開業が向いています。クレープ屋のフランチャイズの選び方や開業資金、収益シミュレーションなどをおすすめのフランチャイズと共にご紹介していきます。

アイキャッチ

クレープ屋のフランチャイズの収益シミュレーション

では実際にクレープ屋を開業した場合にはどの程度の収支になるのでしょうか?

店舗型とキッチンカーで開業した際のシミュレーションを行なっていきます。

【店舗型】月間の収益シミュレーション

店舗型のクレープ屋でオーナーが働く場合の収益シミュレーションは次の通りです。

売上80万円
売上原価24万円
家賃20万円
水道光熱費2万円
その他経費2万円
通信費1万円
人件費0円
営業利益31万円

家賃が20万円程度のそれなりの都市部で開業する場合でも30万円程度の営業利益を獲得することができます。

地方の家賃10万円以下程度の物件を借りる場合には、さらに利益を確保することが可能です。

店舗型の物件の場合には、いかに家賃を抑えることができるかが、収益を確保するポイントになります。

【キッチンカー】月間の収益シミュレーション

売上80万円
売上原価24万円
出店料5万円
水道光熱費2万円
その他経費2万円
人件費0円
営業利益47万円

キッチンカーは場所代が1回3,000円〜5,000円程度で、高いところで10,000円程度になります。

店舗を借りるよりも家賃は低いので、自ずと収益力が高くなります。

また、キッチンカーは人が集まるところへタイミングに合わせて出店できるのが強みです。

平日はオフィス街、休日は公園やイベント会場など、効率的に営業活動ができるので、場合によっては店舗型よりも多くの売上を確保できるでしょう。

クレープ屋のフランチャイズ経営で失敗しないためのコツ

クレープ屋をフランチャイズ開業する際に、経営で失敗しないためには次の3つのポイントを押さえることが重要です。

  • 競合が少なくターゲット層が多い地域へ出店する

  • ブランド力と商品開発力の高いフランチャイズに加盟する

  • クラウドキッチンで仕込む

フランチャイズ経営を成功させるための3つのポイントについて詳しく見ていきましょう。

クレープ屋は出店場所が重要。競合の少ない&ターゲット客層の多い地域に出店しよう

クレープ屋さんは出店場所が非常に重要です。

人が集まる場所であると同時に、競合が少ないことも重要です。

大きなイベント会場などは人も集まりますが、競合も多いので意外に売上を作ることができません。

また、クレープは若い女性がターゲットです。

食べ歩きであれば女子高生や女子大生などがターゲットとして想定できますし、イートイン付きなら女子大生やOLなどの客層がターゲットとして設定できます。

出店する際にはターゲットのアプローチできる立地を選定しましょう。

ブランド力・商品開発力のあるフランチャイズに加盟する

ブランド力や商品開発力のあるフランチャイズに加盟することも重要です。

ブランド力があれば、大型商業施設などに入居しやすくなりますし、ブランド力による集客も期待できます。

また、クレープ屋はライバルも多いので、顧客を飽きさせないために新商品の開発が非常に重要です。

季節ごとに新商品を開発してくれる、商品開発力の高いフランチャイズを選択しましょう。

キッチンカーではクラウドキッチンでの仕込みがおすすめ

キッチンカーで営業する場合、仕込み作業については食品衛生法上の許可を得た場所で仕込みをする必要があります。

自前でキッチンを用意するとなると、キッチンを借りるための家賃なども必要になるのでどうしても固定費が上がってしまいます。

そのため、キッチンカーで営業する場合にはクラウドキッチンを利用しましょう。

クラウドキッチンならその許可がおりている&格安で利用できるのでおすすめ

クレープ屋おすすめフランチャイズ4選

クレープ屋を開業する場合におすすめのフランチャイズ店は次の4つです。

  • ティファニー

  • マリオンクレープ

  • GIRAFE

  • マテリアクレープ

おすすめの4つのフランチャイズ展の特徴や必要な費用、どんなサポートを受けることができるのか、詳しく解説していきます。

店名やメニューを独自に設定可能。独自のクレープ生地で人気の「ティファニー」

ティファニーは加盟金0円、ロイヤリティ月1万円と、フランチャイズに加盟するための金銭的コストが圧倒的に少ないのが魅力です。

クレープ生地の味には非常に定評があり、生地にこだわったクレープを全国に広めたいとの思いからフランチャイズ展開をしています。

店舗の内装・外装費用、厨房設備費用が200万円程度、保証金が24万円ですので、220万円程度の予算があればクレープ店を開業することができます。

本部から仕入れを行う材料はティファニーオリジナルクレープミックス粉だけでその他の材料は店舗で仕入れることができます。

また、生地についてティファニーの独自性を守っていれば、フランチャイズ店舗独自のメニューを考案することも可能です。

開業前の研修も3日〜7日程度と短期ですので、比較的気軽に開業できます。

2坪のスペースで開業可能。業界で最大級の知名度を誇る「マリオンクレープ」

クレープ屋のフランチャイズで最も高い知名度を誇っているのがマリオンクレープです。

業界最大手のグループ企業として圧倒的なブランド力があるので、開業すぐにでも多くの売上を確保できるでしょう。

本部へ支払う費用は加盟料150万円(税込165万円)と保証金50万円だけで、月々のロイヤリティは不要です。

2坪の物件があれば開業できるので、開業にかかる設備費用はお金がかかりません。

開業して40年の実績があるので、これまで蓄積した豊富な経験から技術研修では、調理から接客、商品管理まですべて丁寧に指導してもらうことができます。

世界初!自動で生地焼きロボットで手間を削減。UCCのネットワークを活用したサポートが充実の「GIRAFE」

GIRALEとはクレープ生地の焼き目にハート模様が浮かびあがり、独特の食感が魅力の生地にこだわったクレープ屋です。

サクサクもっちりの新しい食感のクレープで独自性が高いのが特徴です。

リピーターが多いのが特徴になります。

全国を網羅したサポート体制が充実しており、メニュー開発から接客まで幅広いサポートを受けることができます。

また、本部の方針として全国で100店舗までしか出店をしないことになっているので、県によっては1つの県の1店舗のみの独占販売をすることができるのでも特徴です。

老舗菓子店とのコラボ商品など、珍しい商品が強み「マテリアクレープ」

マテリアクレープの特徴は次の通りです。

  • 本部がマーケティングに精通した会社

  • 粗利益率60%以上が可能

  • 2坪から開業可能

  • 営業時間は任意設定OK

  • 定休日の設定も自由

  • 豊富なメニューで幅広い層に支持

本部からのサポートも充実しており、次のようなサポートを受けることが可能です。

  • 店舗の設計

  • 調理

  • 労務管理

  • 運営管理

  • 開業後も専属デザイナー、WEBマーケッターがSNSを活用した集客支援

開業前の開業後もサポートが非常に充実しているのが特徴です。

ただし、マテリアクレープのFCに加盟するには次の費用がかかります。

  • 加盟金:150万円

  • 保証金:50万円

  • 本部ロイヤリティ:8万円/月(税別)

クレープ屋で月8万円のロイヤリティは負担としては大きいと言わざるを得ません。

その分、充実したサポートを受けることができるので、本部担当者としっかりと話し合った上で加盟を検討しましょう。

キッチンカーでランニングコストを抑えての開業がおすすめ

クレープ屋は開業コストが低く、客席が必要ないので運営コストを大きく下げることができる業種です。

クレープ屋はフランチャイズで開業すれば、ブランド力や商品開発力を得ることができるのでおすすめです。

フランチャイズチェーンによっては加盟金やロイヤリティがないケースも多いので、最適なフランチャイズチェーンを探してみましょう。

また、クレープ屋は家賃がかからないキッチンカーで開業するのに向いています。

初期投資は多くなりますが、家賃がかからないので運転資金は楽になります。

募集案件