うどん屋の開業はフランチャイズがおすすめ!うどん業界の今を徹底解説!

うどん屋の開業を検討しているのであれば、絶対にフランチャイズ開業がおすすめです。競争が激しく、コロナ禍に適さないうどん業界は、新規の独立開業では非常に儲かりにくい業種だからです。うどん屋をフランチャイズ開業する流れと、うどん屋を開業するために必要な資金やおすすめのフランチャイズ店を詳しくご紹介していきます。

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うどん業界の市場規模は1,142億円に下落!コロナの影響を受けている理由

至るところにうどん店は存在し、それなりに混雑しているので「うどん屋は儲かる」と思っている人も多いのではないでしょうか?

しかし実際にはうどん屋はそれほど儲かっているわけではなく、コロナによって業界全体が苦境に立たされているというのは実情です。

コロナ禍におけるうどん屋の現実について、しっかりと確認しておきましょう。

ショッピングモールに出店するうどん店が多くコロナの影響が大きい

うどん屋は大型のショッピングモールに出店するケースが非常に多い業界です。

月商400万円という非常に高いハードルを越えなければ生き残れないと言われている中、多くの集客が期待できるショッピングモールに多数のうどん屋が出店しています。

しかしコロナに影響でショッピングモール自体の集客が激減し、うどん屋もその影響をモロに受けています。

うどん店の数は年々減少傾向にもかかわらず売上高は増えている

うどん業界の市場規模全体は拡大しています。

1997年から2016年までの20年間で、外食産業全体売上を縮小しているのに対してうどん屋は116%と大きく成長しています。

しかし店舗数は2006年の 32,511店舗から2018年には 22,621店舗へと約10,000店舗も減少しているのが実情です。

市場全体は大きくなっているのに、店舗数は減っているということは、儲かる店はより多くの売り上げを拡大し、競争力のない店舗は閉店に追い込まれているのが実情なのです。

つまり、うどん屋はサバイバル状態にあると言え、弱肉強食の非常に厳しい市場となっていることが分かります。

月商400万円以上を見込まないと生き残れない傾向に

2006年の1店舗あたりの平均月商は約272万円でしたが、2015年から2018年は次のように推移しています。

  • 2015年:418万円

  • 2016年:430万円

  • 2017年:450万円

  • 2018年:470万円

わずか10年ほどでうどん店1店舗あたりの平均月商は200万円近く増加しています。

つまり、現在のうどん屋は平均月商500万円程度はないと生き残ることが難しいと言えます。

最低でも月商400万円という大きなハードルを越えないと、大手に食われてしまう業界だと理解しておきましょう。

うどん屋のフランチャイズの開業の流れ

うどん屋をフランチャイズ開業する流れは次の通りです。

  1. うどん屋のフランチャイズ本部を比較検討し、加盟する

  2. FC本部の指示に従い出店地域や物件を探し、入居する

  3. FC本部の指示に従い、内装・外装、厨房設備・調理器具の導入などの開店準備を行う

  4. FC本部の開催する研修に参加する

それぞれの流れに中で、留意すべきポイントなどについて詳しく解説していきます。

うどん屋のフランチャイズ本部を比較検討し、加盟する

まずはうどん屋のフランチャイズ本部を情報ベースや訪問ベースで比較検討しましょう。

  • 情報からわかること:加盟金、ロイヤリティ、開業費用、サポート体制等

  • 店舗に行ってわかること:味、店の雰囲気、従業員の忙しさ等

比較の際には資料などの情報から把握できることだけでなく、店舗に足を運んで味や雰囲気などを比較しましょう。

これらの比較軸から開業したいと考えるフランチャイズ本部に加盟しましょう。

FC本部の指示に従い出店地域や物件を探し、入居する

加盟したら、本部から店舗の条件が指定されるので物件探しをしなければなりません。

都市部であれば駅前やショッピングモール、地方であれば駐車場の広いロードサイドなどが指定されることが一般的です。

飲食店は立地が非常に重要になります。

本部のアドバイスを聞きながら、本部が求める最適な店舗を決定しましょう。

FC本部の指示に従い、内装・外装、厨房設備・調理器具の導入などの開店準備を行う

店舗が決まったら、本部から内装・外装、厨房設備・調理器具などを導入するよう指示があるので、指示に従って開店準備を行いましょう。

とはいえ、ほとんどのフランチャイズでは本部が業者を紹介してくれたり、本部の方で器具を調達してくれます。

任せっきりで顧客満足度が高く、オペレーションが最適化できる設備を揃えることができるので、この点もフランチャイズのメリットです。

FC本部の開催する研修に参加する

設備の準備をしている間に、本部が開催する研修に参加して店舗運営や調理のオペレーションを覚えます。

研修の期間は1ヶ月〜半年程度と、フランチャイズによってまちまちですが、基本的には短期間が経営や調理をマスターできるようなサポートを行なってくれます。

うどん屋で働いた経験がなくても、該当期間の間に全てのオペレーションをマスターできるように設計されているので安心です。

うどん屋のフランチャイズの気になる開業資金目安

うどん屋をフランチャイズ開業する際には、最初に物件取得費が必要です。

さらに半年分程度の運転資金も手元に用意しておかなければなりません。

物件を取得する費用は店舗の立地や大きさによって大きく異なります。

小規模店舗とロードサイド店舗で開業するために必要な費用を詳しく解説していきます。

都心の小規模店舗で開業すると平均2,000万円

・保証金:400万円〜600万円

・加盟金:200万円〜500万円

・内装工事・調理器具等:1,000万円

・合計:1,600万円〜2,100万円

都心の小規模店舗で開業すると平均2,000万円程度の開業資金がかかります。

店舗を借りる際には家賃の8ヶ月〜12ヶ月分の保証金を支払わなければなりません。

家賃50万円の物件を借りるのであれば、保証金で400万円〜600万円かかります。

さらに、内装工事費や調理器具取得費で1,000万円、加盟金はフランチャイズによって異なるものの、200万円〜500万円程度です。

合計で2,000万円程度の費用は必要になるでしょう。

ロードサイドの大規模店舗で開業すると平均3,000万円

・保証金:800万円〜2,000万円

・加盟金:200万円〜500万円

・内装工事・調理器具等:1,000万円〜1,500万円

・合計:1,800万円〜4,000万円

ロードサイトの大規模店舗で開業する場合には、小規模店舗よりも家賃が高くなります。

家賃は100万円〜200万円程度は考慮しておかなければなりません。

そのため、保証金だけで1,000万円以上になります。

ここに内装工事費と設備費用が1,000万円〜1,500万円、さらに加盟金が500万円程度かかるので、トータルで3,000万円程度の予算は必要になります。

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