コインランドリーの開業・経営をするなら知っておくべき!開業資金やメリットデメリットを徹底解説!

コインランドリー経営は初期費用が大きくかかるという特徴がありますが、その一方で開業後は手間がかかりにくいなどのメリットもあります。コインランドリー経営ではこうしたメリットを上手く活かし、デメリットを抑えるということが重要となります。そこでコインランドリー経営にかかる費用や、メリットとデメリット、出店の際の注意点などコインランドリー経営に必要な知識をここでは紹介します。

アイキャッチ

コインランドリー経営は投資型の事業

コインランドリー経営は初期投資が非常にかかるという特徴がありますが、それと同時にあまり手間がかからないという特徴もあります。

そのため、本業の傍らコインランドリー経営を行い、その大きな初期費用を少しずつ回収していくという投資型の事業でもあります。

副業で行うケースも多い

コインランドリー経営は下記のメリットのところでも説明しますが、人を雇う必要がなく、清掃・集金作業のみ必要となります。

それゆえ、日中はビジネスパーソンとして働いている人でもコインランドリー経営を行う時間や労力に余裕があるため、副業としてコインランドリー経営を選ぶ場合も多いとされています。

空きスペースの活用としても活躍

コインランドリーは小さい店舗であれば10~15坪程度あれば十分に経営を行っていくことができます。

そのため、既に物件を持っているものの1部屋使い道がなくて困っているという場合にコインランドリーを併設することでその物件自体の魅力を高めることもできます。

実際に近年ではカフェにコインランドリーを併設させ、コインランドリーで洗濯をしている待ち時間にカフェでドリンクを飲んでもらうというシナジー効果を得ようとしている例もあります。

コインランドリー経営をした際のオーナーの年収

コインランドリー経営をした場合にオーナーとして得られる年収は10~15坪の小型店舗では320万円程度です。

項目内訳金額
売上高客単価500円×来客数35人/日×30日53万円
変動費用売上の30%程度(水道光熱費・洗剤等)16万円
固定費用家賃等10万円
利益/月26万円

小型の10~15坪の店舗では、平均的な客単価は500円、一日に来る客数は35人程度となります。そのため、1日の売上は1.7万円となり、月間売上は約53万円となります。

ここから費用を引いた残りがオーナーの取り分となります。

費用はお客さんが来れば来るほど必要となる水道光熱費や洗剤等の変動費用が売上の30%程度かかり、固定費として家賃が10坪であれば10万円程度かかります。

そのため、月間の利益は26万円程度となり、年収としては320万円程度となります。

また、50坪程度の大型店舗を経営した場合にオーナーとして得られる年収は、650万円程度です。

項目内訳金額
売上高客単価800円×来客数50人/日×30日120万円
変動費用売上の30%(水道光熱費・洗剤等)36万円
固定費用家賃等30万円
利益/月54万円

駐車場を併設できるような大型店舗の場合、布団などのより大型の洗濯物の利用客を見込むことができ、小型店舗と比較して客単価を上げることができます。

そのため、売上高は平均的な客単価は800円、1日に来る客数は50人程度となり、1日の売上高は4万円、月間売上高は120万円程度となります。

変動費用は売上高の30%程度なので36万円がかかり、50坪程度の店舗であれば30万円程度の固定費用がかかります。

そのため、50坪程度の大型店舗の場合、月間の利益は54万円、年間では648万円となります。

NEXT
コインランドリー経営の失敗事例

募集案件