エステサロンを失敗せずに開業するために知っておくべき開業資金や収益シュミレーションを解説!

エステサロンを開業するときは、費用や種類など、多くの情報について事前に理解しておくことが重要です。本記事では、エステサロン開業の種類や開業に必要な資金を解説します。エステサロンの開業を考えている人は、ぜひ参考にしてください。

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リスクなくエステサロンを開業する方法も

エステサロンの開業を行うには、さまざまな手順をふむ必要があり、多くの費用を注ぎ込むことになります。

しかし、中には少ないリスクでエステサロンを開業する方法も存在します。

  • 自宅の一角を活用して開業

  • マンションの一室を店舗として開業

  • 店舗を設けずに開業する訪問型での開業

  • セルフエステで人件費を抑えた開業

それぞれの開業方法について、詳しく解説します。

自宅の一角を活用して開業

エステサロンを開業するときは、多額の資金が必要になります。特に、エステサロンの開業では、サロンの雰囲気作りで費用が嵩むため、自宅の一角を活用しての開業はおすすめです。

自宅を活用してサロンを開業することで、内装工事などへの費用を最低限に抑えられます。

また、自宅でサロンを開業すると、家事や育児との両立や、顧客との距離を近づけられるメリットがあります。

マンションの一室を店舗として開業

マンションの一室を店舗として開業すると、敷金を抑えられるため、費用のリスクを回避できます。一般的なテナントは敷金として6〜10ヶ月分の敷金がかかりますが、マンションは1〜2ヶ月程度で抑えることが可能です。

しかし、マンションは、テナントと違って商用目的での貸し出しが行われていないことが多くなります。

マンションエステを開業するには、ネットなどで情報を集めるよりも、不動産へ直接聞き込みをする方がおすすめです。

店舗を設けずに開業する訪問型の開業

訪問型のエステサロンの場合は、お客様の自宅やレンタルスペースを活用して、施術を行います。

訪問型でエステサロンを開業すると、家賃や光熱費などの費用が必要ないため、リスクが少ないことがメリットです。問題が発生したときも、容易に撤退できます。

将来的に、店舗を持って開業したい人は、訪問型エステで経験を積むことも視野に入れてみましょう。

セルフエステで人件費を抑えた開業

セルフエステは、顧客に機器の説明をして、自身で施術をしてもらうタイプのエステサロンです。したがって、施術をする人材を雇わなくて良いため、人件費を抑えられるメリットがあります。

また、セルフエステは、少ないスペースでも開業できるため、大きなテナントを借りる必要もありません。

顧客にとっても、気軽に通えるメリットがあるため、セルフエステは注目が集まっているタイプのエステサロンです。

エステサロン開業に必要な資金や設備

エステサロン開業に必要な資金や設備は、サロンの種類によって異なります。本記事では、以下のサロン開業に必要な資金と設備を紹介します。

  • 脱毛サロン

  • マッサージ、矯正(店舗を構える場合)

  • マッサージ、矯正(出張型の場合)

  • マッサージ、矯正(セルフエステの場合)

  • HIFU、EMSなどの機械を用いたエステ

脱毛サロン

脱毛サロンを開業する場合、開業に必要な資金は以下の通りです。

不動産契約料50〜120万円
内装費20〜200万円
脱毛機器費100~300万円
消耗品費10万円
サイト制作費用30万円
合計210〜660万円

上記の通り、脱毛サロンを開業するには、内装費に大きな幅が生まれます。1から内装を整えると多額の費用が必要になるため、居抜き物件を活用するなど、工夫をして費用を削減しましょう。

マッサージ、矯正(店舗を構える場合)

マッサージサロンを開業する場合も、脱毛サロンを開業するときと同程度の費用が必要です。

不動産契約料50〜120万円
内装費20〜200万円
備品費50万円
消耗品費30万円
サイト制作費用30万円
合計180〜430万円

マッサージ、矯正(出張型の場合)

出張型の場合は、内装費や不動産契約料が大幅に削減切るため、低コストで開業できます。

備品費5万円
消耗品費5万円
サイト制作費用30万円
合計40万円

出張型サロンでは、任意で持ち運べる施術ベッドなどの準備が必要になります。また、ホットペッパーなどの広告ではなく、ホームページからの流入に力を入れましょう。

マッサージ、矯正(セルフエステの場合)

セルフエステサロンを開業する際も、費用は基本的に大きく変わりません。しかし、マシンなどを購入せずリースやレンタルをすることでかなり初期費用が抑えられます。また、人件費を大きく削減できるため、ランニングコストの削減が見込めます。

不動産契約料100〜500万円
内装費50〜200万円
備品費50万円
機械費300~600万円
消耗品費10万円
サイト制作費用30万円
合計530〜1,390万円

HIFU、EMSなどの機械を用いたエステ

機械を用いたエステでは、導入する機械によって必要な資金も変動します。

不動産契約料50〜120万円
内装費20〜200万円
機械費100~300万円
消耗品費30万円
サイト制作費用30万円
合計230〜680万円

機械の種類はさまざまであるため、目的に合わせて選択しましょう。

エステサロン開業に必要な資格

エステサロン開業には、絶対に必要な資格は存在しません。しかし、サロンの種類によっては、持っていた方が良い資格もあります。

  • 脱毛サロン

  • マッサージ、矯正

  • HIFU、EMSなどの機械を用いたエステ

上記3つのエステを開業する際に、必要な資格を解説します。

脱毛サロン

脱毛サロンの開業には、資格は必要ありません。しかし、資格を取得することで、知識を深めると同時に、顧客からの信頼も獲得できます。

脱毛サロン開業におすすめなのは以下の資格です。

  • 認定美容ライト脱毛エステティシャン

  • CPE(認定電気脱毛士:Certified Professional Electrologist)

  • 日本ブラジリアンワックス協会『認定講師』

自信が開業したいサロンに合わせた資格を取得しましょう。

マッサージ、矯正

マッサージサロンを開業し、マッサージを通した治療を行う際は、あん摩マッサージ指圧師免許や、はり師免許が必要になります。しかし、リラクゼーションサロンを開業したいときは、資格を用意する必要はありません。

リラクゼーションサロンは、あくまでも「癒すこと」を念頭に置いているため、法律では資格が必要ないことになっています。

HIFU、EMSなどの機械を用いたエステ

機械を用いたエステを開業する際も、特に必要な資格は必要ありません。しかし、HIFUやEMSなどの機器を扱う場合、知識がない人物が安易に使用すると、お客様とのトラブルに繋がる可能性があります。

したがって、トラブルを回避するという意味でも、資格を取得させることが大きなメリットになるでしょう。

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