ピザ店のフランチャイズ開業する際に押さえておくべきことやおすすめのフランチャイズ8選を紹介!

ピザ店をフランチャイズで開業する際に失敗しないためには、メリットとデメリットや、開業資金、成功のためのノウハウなど様々なことを知っておく必要があります。ここではそうしたピザ店のフランチャイズでの開業を失敗させないために必要な知識について詳しく解説します。

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ピザのフランチャイズ開業のデメリット

ピザ店のフランチャイズに加盟して開業することには大きなメリットがありました。しかし、その一方でデメリットももちろんあります。メリットを活かしながらデメリットを抑えることがピザの開業を成功に導くためにも必要となります。

そのため、ここではピザ店をフランチャイズで開業することのデメリットについて詳しく解説していきます。

30分以内お届けをうたうチェーンは田舎では出店しにくい

ピザをフランチャイズで開業することのデメリットの1つ目は田舎では開業しにくいため、出店立地が限られてしまうという点んです。

ピザ店のフランチャイズの中には注文から30分以内にピザを届けることを謳っているフランチャイズもあります。

この場合、ピザを焼き始めて30分以内に届けられる範囲内が商圏となります。都心部などで需要が密集している地域ではその30分圏内で多くの需要を獲得することができ、利益を出すことも可能となります。

しかし、需要が密集しておらず点々としている場合、30分圏内に利益を出すために十分な需要を得られない可能性が高くなります。

そのため、こうした田舎での出店ができないという可能性があります。

他の飲食店に比べて、ピザは材料費が高くなりやすい

2つ目のデメリットは他の飲食店と比較してピザは材料費が高くなりやすいというデメリットがあります。

ピザーラのHP上で公開されている収益シミュレーションでは売上高500万円に対して食材・包装材原価が180万円となっています。これは売上に対する割合にすると36%となり、一般的な飲食店での材料費の30%を6ポイント上回っていることになります。

このように他の飲食店と比較してピザの材料費が高くなりやすいという点をデメリットとして挙げることができます。

宅配業態の場合バイクスタッフを多く確保しておく必要がある

3つ目のデメリットは宅配ピザの業態で開業する場合、バイクスタッフを多く確保しておく必要があるという点です。

一般的な飲食店であれば、キッチンスタッフとホールスタッフを雇えばよいだけですが、宅配ピザを行う場合にはホールスタッフの代わりにバイクスタッフを確保する必要があります。

しかし、ホールスタッフであれば1人で店内にいる複数のお客さんに対してサービスを提供することができます。

それに対して、宅配ピザの場合、バイクスタッフが宅配に出かけている間は他のお客さんにピザを届けることができません。そのため、次々と来るピザの注文に対応するためにはホールスタッフを用意する場合よりも多くのスタッフを用意する必要があります。

そのため、人件費やバイクスタッフを管理するコストなどが宅配業態の場合はより多くかかってくることになります。

ピザのフランチャイズ8選!注目店や宅配専門以外もご紹介

ピザ店をフランチャイズに加盟して開業するメリットとデメリットについて理解したところで、では実際にどのフランチャイズに加盟して開業するのが良いのでしょうか。

ここでは特におススメできるピザのフランチャイズについて詳しく解説します。

日本人に愛される味!日本生まれの「ピザーラ」

まずお勧めするのが日本発のピザフランチャイズのトップである「ピザーラ」です。

日本国内で553店舗展開しており、客単価も3000円と非常に高い水準を誇っています。

ピザーラは日本発というだけあり、日本人に合ったピザを提供することができるという強みがあります。

パン生地は人気のパン屋「浅野屋」と共同開発しており、本格的なピザが好きな人にも好評を博しています。

また、ピザーラのHPには加盟までのプロセスに時間をかけ、信頼を深めた上で契約をしたいと書いてあるように、納得のいく開業をしやすいフランチャイズでもあります。

生地が5種類もあって飽きさせない「ピザハット」

2つ目にお勧めするのがピザ御三家の1つでケンタッキー・フライド・チキンの傘下でもある「ピザハット」です。

ピザーラの特徴はピザ生地の豊富さです。

ピザーラパン屋と共同開発をすることにより質を高めていましたが、ピザ生地の種類としては3種類しかありませんでした。それに対して、ピザハットは5種類のピザ生地を用意し、お客さんの様々なニーズに対応するとともに、同じピザでもピザ生地を変えることで飽きることなくピザハットを利用できるようにしています。

また、ピザハットのフランチャイズとしての特徴は開業資金が3000万円程度もかかる大手フランチャイズでありながら、2年間での投資回収も可能であることを謳うほど高収益体質であることです。

ロイヤリティはピザーラの3%に対して、ピザハットは6%と強気の設定ですが、それだけのサポートを受けられることも示唆しています。

お持ち帰り半額キャンペーンでおなじみ!大手の中では一番お手頃「ドミノピザ」

3つ目のおすすめするのがピザ御三家の中でも最も店舗数が多いドミノピザです。

ドミノピザは宅配ピザという業態でありながら、持ち帰りなら半額キャンペーンを行っており、宅配ピザのデメリットであるバイクスタッフの削減に力を入れているフランチャイズと言えます。

また、ドミノピザでは充実した教育プログラムが提供されていたり、優秀なフランチャイズオーナーは2年に1回アメリカのラスベガスで開かれるドミノピザの世界的なイベント「ワールド・ワイド・ラリー」に招待されるなど、世界的なピザチェーンならではの教育システム・報酬がある点も魅力です。

特別な日に食べたいグルメピザ「ナポリの窯」

ピザ御三家に続く店舗数を誇っているのが「ナポリの窯」です。

ナポリの窯は宅配ピザでありながら本格的なピザを提供していることに特徴があります。

フランチャイズに加盟した際に支払うロイヤリティは一般的には売上高に対する割合で決まることが多いですが、ナポリの窯は月額8万円と定額となっています。

そのため、売上を伸ばせば伸ばすほどその分がダイレクトに利益として増えるという魅力がナポリの窯のフランチャイズにはあります。

有名イタリアンシェフがプロデュースするナポリピザ「サルヴァトーレ・クオモ」

次に紹介するのがレストランと宅配ピザを組み合わせた店舗展開に特徴をもつ「サルヴァトーレ・クオモ」です。

サルヴァトーレ・クオモは2006年ナポリで行われたピッツァ世界コンペティションで No.1に輝き、そこから3年連続で入賞を記録するなど、世界的にも高いレベルのピザを提供しています。

サルヴァトーレ・クオモはそれだけの高い質のピザを提供しているため、宅配ピザだけでなく、通常のイートインスペースを設けたピザ店としても営業しており、食べログでも3.6などの高い評価を得ています。

フードコートで食べられる「ピザーラエクスプレス」

6つ目の紹介するのがピザーラのレストラン業態「ピザーラエクスプレス」です。

ピザーラエクスプレスはピザーラと同様のピザだけでなく、ワッフルやクレープなどの充実したスイーツをイートインで食べることができます。

このように、レストラン業態であるため、営業時間を無駄にしないためにランチやディナー需要だけでなく、おやつ需要にも応えていることがピザーラとの差別化にもなっています。

圧倒的低価格で始められる移動販売ピザ 「スフィーダ」

7つ目にお勧めするのが移動販売ピザの「スフィーダ」です。

大手ピザフランチャイズであれば開業費用は3000万円、中堅ピザフランチャイズでも1500万円もの開業費用が掛かるのに対して、スフィーダでの開業費用は300万円程度しかかかりません。

そのため、低いリスクで開業することができる点がスフィーダに加盟して開業することのメリットとなります。

業態が選べてロイヤリティもないので開業資金を抑えられる!「ベイクック」

最後にお勧めするのが「BAKECOOK(ベイクック)」です。

ベイクックはもともとペレットストーブや薪ストーブの設置販売を行っていた会社がそのビジネスで培った技術を応用して開発されたピザ窯になります。

このピザ窯を販売先を開拓するという目的のもとにベイクックのフランチャイズ契約が行われているため、フランチャイズに加盟するために必要な費用はピザ窯「ベイクック」の購入費用と50万円のみで、ロイヤリティもかからない契約となっています。

また、ピザ窯を販売することが目的であるため、店舗型・宅配型・テイクアウト専門店・キッチンカーで営業するのかなどのピザ店の業態についてはオーナー自身で選ぶことができます。

また、ベイクックではそうした業態の相談やメニューの提案もしてくれるため、開業費用が低いだけでなく自由度の高さも魅力です。

ピザのフランチャイズ開業では自分にあった形態を選ぶべき

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