大ブーム中の唐揚げ屋を開業したい!必要な準備や資金をご紹介!

近年ブームとなっている唐揚げ店。唐揚げ店の開業に興味がある人もいるのではないでしょうか? この記事では唐揚げ店を開業するにあたっての準備や資金を徹底解説しています。唐揚げ店の開業に少しでも興味がある方は、是非とも参考にしていただけると幸いです。

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唐揚げ屋はテイクアウトなら1人で対応可能!業態ごとに必要なスタッフの数は?

業態ごとにスタッフは何人必要なのでしょうか?人件費は利益を圧迫するのでなるべく抑えたいものです。

テイクアウトなら1人で対応可能なのでスタッフは必要ありません。

デリバリー店も1人で調理し、配達は出前館やウーバーイーツなどの配達代行サービスを利用すれば、スタッフを雇う必要はありません。

移動販売も基本的に1人でおこなうものなので、スタッフは居なくても大丈夫でしょう。

イートイン店の場合でもワンオペレーションでの経営が可能です。よって1人で切り盛り自体はできます。

どの業態も1人でおこなうことは可能です。しかし1人でできることにも限界があります。

規模が大きくなるに連れて、スタッフを雇った方が効率も良くなりますし、何よりあなた自身の体を壊さずに済みます。

唐揚げ屋の開業・経営には鶏肉の知識が必要

唐揚げ屋を開業し経営していく上で、鶏肉の知識は必須です。ここからは鶏肉について具体的に触れていきましょう。

鶏肉の種類は若鶏と地鶏!

鶏肉は下記の2種類に分けられます。

  • 若鶏

  • 地鶏

若鶏は孵化してから、3ヶ月に満たない若い鳥を指します。若鶏の特徴として、柔らかく水分も多いのでコク深く感じることが挙げられます。唐揚げや鍋料理に多く利用されており、鶏肉の大部分は若鶏です。

地鶏は孵化してから、80日以上経った食用鶏肉を指します。地鶏の特徴として、身がしまっているので旨味が凝縮されることが挙げられます。地鶏の調理法として有名なのは、炭火焼です。

鶏肉の部位は胸、もも、ささみ、手羽先など!

鶏肉の部位として胸、もも、ささみ、手羽先などが挙げられます。

胸肉では、あっさりした感触を味わえます。脂が落ちているので、脂が苦手な人も食べやすいでしょう。

もも肉は脂を多く含んでおり、唐揚げ特有のジューシーな感覚を堪能できます。パーティー用に、骨付きもも肉が多く見られるのも特徴的です。

ささみは肉質が柔らかく、さっぱりした味わいです。チーズと合わせてフライにしても美味しいでしょう。

手羽先は女性にも人気があります。なぜなら、コラーゲンが多く含まれているからです。ダシとして鍋に入れても美味しいです。

唐揚げ屋の開業・経営で失敗しないためのコツ

唐揚げ屋の開業・経営で失敗したい人なんていませんよね。

ここからは唐揚げ屋の開業・経営で失敗しないためのコツを紹介していきます。

  • 集客ではSNSやウェブを有効活用したマーケティングを行う

  • ポスティングやビラ配りなど地道なマーケティングも効果あり

  • からあげ専門店の夢、「からあげグランプリ」の入賞を目指した商品開発

  • 回転率を可能な限り上げる

1つずつ見ていきましょう。

集客ではSNSやウェブを有効活用したマーケティングを行う

経営を成功させるためには、集客して呼び込むことが大切です。SNSやウェブの情報の発信力・拡散力は絶大です。

ツイッターやフェイスブック、インスタグラムに登録して活用したり、食べログやGoogleマップに登録したりと、SNSやウェブを有効活用したマーケティングをおこないましょう。

ポスティングやビラ配りなど地道なマーケティングも効果あり

ポスティングやビラ配りといった、昔ながらの地道なマーケティングも効果的です。ポスティングやビラ配りを継続しておこなっていれば、何度も目にする人も多くなります。

覚えてもらえるようになり、店に来店してくれる効果も期待できます。評判が良ければ、口コミがどんどん広がっていき、人気店になるのもそう遅くはありません。

からあげ専門店の夢、「からあげグランプリ」の入賞を目指した商品開発を

からあげ専門店を対象にした「からあげグランプリ」で金賞を取れば、大きな宣伝材料になります。「からあげグランプリ」は全部で11部門あります。

素揚げ・半身揚げ部門
塩ダレ部門
手羽先部門
チキン南蛮部門
東日本しょうゆダレ部門
中日本しょうゆダレ部門
西日本しょうゆダレ部門
東日本味バラエティ部門
中日本・西日本味バラエティ部門
素材バラエティ部門
NewWave賞

「からあげグランプリ」への入賞は、唐揚げ専門店の夢です。ぜひ、「からあげグランプリ」の入賞を目指した商品開発を心掛けてください!

回転率を可能な限り上げる

売上を上げるには、より多くの唐揚げを購入してもらう必要があります。回転率を上げることで、より多くの購入につながり、売上アップに結び付くのです。

経営効率化のことを常日頃から考え、どうすれば回転率を上げられるか常に意識しておきましょう。

唐揚げ屋を開業・経営した場合の収益シュミレーションとオーナーの想定年収

テイクアウト店:月間の収益は66万円、オーナー年収は800万円

平均客単価800円
1日あたり平均客数80名
売上1,920,000円
食材原価720,000円
人件費300,000円
消耗品費30,000円
通信費・水道光熱費85,000円
家賃120,000円
月間コスト合計 1,255,000円
月間営業利益665,000円

デリバリー店:月間の収益は60万円、オーナー年収は720万円

平均客単価1,000円
1日あたり平均客数50名
売上1,500,000円
食材原価450,000円
人件費250,000円
消耗品費30,000円
通信費・水道光熱費65,000円
家賃100,000円
月間コスト合計895,000円
月間営業利益605,000円

移動販売店:月間の収益は56万円、オーナー年収は680万円

平均客単価700円
1日あたり平均客数50名
売上1,050,000円
食材原価315,000円
人件費0円
消耗品費50,000円
通信費・水道光熱費120,000円
家賃0円
月間コスト合計485,000円
月間営業利益565,000円

イートイン店:月間の収益は110万円、オーナー年収は1340万円

平均客単価900円
1日あたり平均客数100名
売上2,700,000円
食材原価810,000円
人件費450,000円
消耗品費70,000円
通信費・水道光熱費95,000円
家賃160,000円
月間コスト合計1,585,000円
月間営業利益1,115,000円

自分に合った形の開業・経営方法を探るのが重要

唐揚げ屋にしても何にしてもそうですが、自分に合った形の開業・経営方法を探ることが重要になってきます。ただ、正解はないので手探りで答えを見つけていくことになるでしょう。

信頼できる人のアドバイスや支えがあれば、きっと答えは早く見つかるはずです。まずは誰かに相談をしたうえで、開業・経営方法の方針を決めていくのが得策でしょう。

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