サンドイッチ屋の開業はコロナ禍で有利?開業資金や失敗しないコツを伝授!

コロナ禍で飲食店は非常に厳しい状況にあります。しかし、そのような中でも人気の業種がサンドイッチ店です。サンドイッチ店はコロナ禍においても一定の売上を確保できますし、開業費用も抑えることができます。サンドイッチ店を開業する流れは必要資金、また開業時の注意点について詳しく解説していきます。

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店舗型のサンドイッチ屋の開業に必要な開業資金は200万円〜500万円程度

店舗型のサンドイッチ店を開業するためには次のような費用がかかります。

  • 物件費

  • 厨房設備・調理機器

  • 内装設備費用

物件費などによっても異なりますが、店舗型のサンドイッチ店を開業するためには200万円〜500万円程度の費用がかかります。

それぞれどの程度の費用がかかるのか、詳しく見ていきましょう。

物件費:50万円〜200万円

店舗を借りるための物件費として100万円〜200万円程度のお金がかかります。

敷金・礼金・保証金・仲介手数料・初月の家賃などの費用で、家賃の8ヶ月〜10ヶ月程度の支出が必要です。

家賃が10万円であれば100万円程度、20万円程度の家賃であれば初回で200万円程度は必要になります。

家賃や地域や立地によって大きく異なりますが、ある程度好立地の物件を借りるのであれば100万円〜200万円程度の支出が必要になると理解しておきましょう。

厨房設備・調理機器:50万円〜200万円

サンドイッチ店に必要な厨房設備は、コンロや流しの他、オーブン、冷蔵庫などです。

ただし、一般の飲食店のように大きく多種多様な厨房機器は必要ありません。

簡単なものであれば数十万円程度で揃えることができますし、店舗型のサンドイッチ店で全ての新品で揃える場合にも、200万円程度の予算を見積もっておけば問題ないでしょう。

内装設備・外装:100万円〜200万円

店舗の内装や外装に手を加えなければならない場合には、最大200万円程度の費用がかかります。

これまで飲食店でなかった物件を借りる場合には、換気扇やカウンターなどを作らなければなりません。工事はかなり大掛かりなものとなるので200万円を超えるようなこともあります。

一方、居抜きの物件を借りるのであれば外装のデザインを変えるだけで開業することができるので、場合によっては数十万円程度の費用で開業できることもあります。

できる限り開業費用を抑えるため、これまでお弁当屋やおにぎり屋として使われていたような居抜き物件を探すようにしましょう。

その他費用:10万円〜100万円

その他の費用として次のようなものがあります。

  • メニュー作成費用

  • オリジナル袋作成費用

  • オリジナルナプキン作成費用

  • チラシやホームページ作成費用

全て業者に依頼した場合には優に100万円を超える金額がかかるでしょう。

一方、これらは開業前に自分で作成することもできるので、できる限りお金をかけずに開業したいという方は、ご自身で作成しましょう。

自分で作成する場合には数万円程度の印刷代の負担で済みます。

キッチンカー型のサンドイッチ屋の開業に必要な開業資金は200万円〜300万円程度

キッチンカーでサンドイッチ屋を開業する場合には、次のような費用がかかります。

  • 車両費

  • 厨房設備・調理機器

  • その他費用

キッチンカーでサンドイッチ屋を開業する際には合計で200万円〜400万円程度の予算を見ておけばよいでしょう。

それぞれの費用の内訳や必要なものについて詳しく解説していきます。

車両費:100万円〜300万円

キッチンカーで開業する場合には、車両を調達しなければなりません。

軽トラを改造した中古のキッチンカーは100万円〜250万円程度で販売されています。

一方、自分がすでに所有している車をキッチンカーへ改造する場合には、100万円程度の費用で抑えることも可能です。

店舗のコンセプトや予算に合わせて購入するキッチンカーを決定しましょう。

厨房設備・調理機器:10万円〜100万円

厨房設備と調理機器をキッチンカーへ導入しなければなりません。

キッチンカーへ導入する機器は最小のもので問題ありません。

冷蔵庫やレンジなどを購入する費用として10万円程度で済むことがありますし、多くても100万円程度の出費で導入することができるでしょう。

その他費用:1万円〜10万円

その他の費用としてキッチンカーも次のような費用が必要です。

  • メニュー作成費用

  • オリジナル袋作成費用

  • オリジナルナプキン作成費用

  • チラシ作成費用

簡単なものを自分で作るのであれば1万円程度で作成できます。ホームページもそれほど専門的にする必要はないのでできる限り低予算で抑える方法を検討しましょう。

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