アイスクリーム屋を開業するのに必要な資金や設備を解説!失敗しないために注意すべき点もご紹介!

この記事では、アイスクリーム屋で開業するときに必要な資格や資金、設備について紹介しています。アイスクリーム屋のオーナーの平均年収や、開業までの流れや失敗しないコツも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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アイスクリーム屋の開業の流れ(システム導入の場合)

ソフトクリームブランドのシステムを導入する場合は、メーカーに問い合わせて、簡単な研修を受けるだけです。

必要な資格は「食品衛生責任者」のみで、「二種アイスクリーム類製造業」は商品によっては必要ありません。

店舗型のアイスクリーム屋の開業に必要な開業資金

店舗型のアイスクリーム屋に必要な開業資金は、大きく分けると以下の6つがあります。

  1. 物件・テナント費用

  2. 外装費

  3. 内装費

  4. 厨房設備費用

  5. 調理機器費用

  6. 宣伝広告費

実際にいくらくらい必要になるのか、項目ごとに紹介していきます。

物件・テナント費用が20万円〜40万円

物件・テナント費とは、いわゆる「家賃」のことです。

アイスクリーム屋であれば20〜40万円が相場でしょう。

もちろん、大型のお店や立地条件のいい物件なら、もっと家賃は上がります。

しかし「アイスクリーム販売」というビジネスモデルなら家賃は20〜40万円以内に抑えておたほうがいいでしょう。

外装費が90万円〜120万円

外装工事では、入りやすい雰囲気になるような工夫が必要です。

大まかなデザインは自分で考える必要がありますが、細かい部分などはプロにお願いしたほうがいいでしょう。

また、使用する素材や塗料によっても仕上がりは大きく異なります。

内装費が300万円〜600万円

内装費はテナントの状態によって、大きく金額が変動します。

居抜き物件や状態のいいテナントが見つかれば安くなりますが、200万円を下回ることは稀でしょう。

開業費用の中でも非常に大きな割合を占めており、飲食店であれば、開業費用の約半分が内装費の相場と言われています。

厨房設備費用は90万円〜120万円

保健所の定めている厨房設備になっていなければ、第二アイスクリーム類製造業の許可も取得できません。

細かく条件が決まっているので、工事をおこなうときや高額の厨房設備を購入するときは、あらかじめ保健所に相談しておいたほうがいいでしょう。

調理機器費用が50万円〜80万円

アイスクリームサーバーや冷蔵庫など、必要最低限の調理器具だけでも50万円は必要です。

バックヤードに設置する冷蔵庫などであれば中古でも問題ありませんが、お客さまの目に付く場所にある調理器具は清潔感のあるものを選びましょう。

宣伝広告費は0円〜30万円

チラシや雑誌への掲載料などが、宣伝費・広告費にあたります。

SNSやブログなど、宣伝費・広告費をかけずにおこなう方法もありますが、開業前は何かと忙しいので、依頼したほうがいいでしょう。

また、インフルエンサーに依頼するなど、宣伝の方法は多岐にわたります。

アドオン型のアイスクリーム屋の開業に必要な開業資金

自分でアイスクリームやソフトクリームを開発する必要がなく、専用の機材が揃っていればすぐにでも営業を開始できるのが「アドオン型」の魅力です。

アドオン型のアイスクリーム屋に必要な開業資金は、大きく分けると以下の2つがあります。

  1. 機材導入にかかる費用

  2. 広告宣伝費

実際にいくらくらい必要になるのか、項目ごとに紹介していきます。

機材導入にかかる費用が30万円〜100万円

機材さえ揃っていれば、いつでもどこでも営業を開始できることは、アドオン型ならではの特徴でしょう。

しかし、アイスクリームの機材は決して安い商品ではありません。

高額な機材であれば、1台30万円を超えるものもあるほどです。

また、より多くのお客さまに提供するためには、複数台の機材が必要になります。

アイスクリームの機材は中古品も多く出回っているので、無理に新品を購入する必要はありません。

広告宣伝費が0円〜30万円

アドオン型は商品開発の手間が省ける反面、特徴的なアイスクリームを提供できないなどのデメリットもあります。

一定のクオリティは保証されていますが、アイスクリームの味や見た目だけで、たくさんの人を集客できるわけではありません。

そのため、資金に余裕がある場合は、広告宣伝費にしっかりと予算を使っておきましょう。

アドオン型のアイスクリームやソフトクリームに、強烈なインパクトは期待できないので、SNSでの集客は不向きです。

チラシやのぼり、店舗の前で声かけするなど、アナログな方法で確実に認知度を獲得していきましょう。

経営初期のランニングコストは5万円〜15万円

開業費用ではありませんが、経営初期のランニングコストについても知っておきましょう。

アドオン型に必要なランニングコストは、主に「電気代」と「水道代」の2つがあります。

もちろん、使用頻度によって料金は異なるので、あくまでも参考価格ですが、5万円〜15万円が一般的です。

店舗の規模によって、大体の金額はあらかじめ計算できるので、メーカーに問い合わせて確認しておきましょう。

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