カフェ・喫茶店の開業を成功する上で重要なポイントは?経営する際の注意点は?

ここでは、カフェをオープンするための基礎知識やリスクを減らす方法について徹底解説しています。コロナ禍の今カフェ・喫茶店を開業・経営する際に注意すべきことはどのような事項なのか。ぜひ、カフェ開業を目指している方はチェックしてみてください。

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カフェ・喫茶店の開業、経営は立地とコンセプトが重要

カフェや喫茶店を開業する際、重要になってくるのができるだけ初期費用を抑えた上で安定した経営ができるシチュエーションをつくることです。

カフェや喫茶店を開業して安定経営を目指す際、重要になってくるのは立地やコンセプトが重要になってきます。

ここでは、カフェ・喫茶店の開業における仕組み、経営をする上でのコツなどを紹介していきましょう。

カフェ・喫茶店の開業資金、経営にかかる費用、必要なもの

カフェ・喫茶店を開業、経営していく際、さまざまなものと費用が発生します。

ここでは、カフェ・喫茶店の開業資金、経営・運営にかかる費用、必要なものをまとめていきます。

カフェ・喫茶店の経営・運営にかかる費用

まず10坪程度のカフェ・喫茶店の経営・運営にはこれら費用がかかってきます。

  • 家賃 10万円

  • 人件費 40万円(従業員2名)

  • 原材料費30万円

  • 水道光熱費1万円(電気・水道・ガス)

  • 備品1万円など

  • 広告費5000円

  • 合計82万5000円

一般的な相場ですが、これが20坪になれば家賃と人件費、材料費などが増加するため100万円、30坪で200万円と増加していきます。

ただし、どういったコンセプトで経営するのかによっても変わります。

高級食材を使うのか、フードではなくコーヒーなどに力を入れるのかで変わってくるでしょう。あくまで参考値として確認しておいてください。

カフェ・喫茶店の開業に必要なもの

次にカフェ・喫茶店を開業する上で必ず必要になるものを費用面も合わせて紹介していきましょう。

  • 不動産取得費 50万円

  • 内装費用 70万円

  • 外装費用 30万円

  • 設備費 50万円

  • 食器など備品 20万円

  • 看板 10万円

  • 広告費 10万円

  • 食品衛生責任者 1万円

  • 営業許可 1万円

  • そのほか設備 10万円

  • 運営費用 50万円

  • 合計 302万円

こちらは不動産取得費を徹底的に下げた形で、内装と外装もシンプルにした場合の費用です。

それでも300万円前後では開業することができるため、“とりあえず少しずつカスタムしていくことを前提に、開業自体を急ぎたい”という方にはおすすめです。

カフェ・喫茶店の経営者の年収は200万円から500万円程度

カフェ・喫茶店の経営者になる上で気になるのが年収ではないでしょうか。

カフェ・喫茶店の経営者の年収相場は、およそ200万円から500万円程度で平均して300万円前後だといわれています。

10坪を経営者一人で運営していることを想定したカフェ・喫茶店の経営者の年収シミュレーションをしてみましょう。

  • 年間売上 500万円

  • 原価 売上の25%

  • 水道光熱費 売上の6%

  • 消耗品 20万円

  • 広告費 10万円

  • 通信費 24万円など

  • 合計 約300万円

これをさらに売上高の高い20坪のカフェ・喫茶店としてシミュレーションしてみましょう。

  • 年間売上 1000万円

  • 原価 売上の25%

  • 人件費 240万円(1名)

  • 水道光熱費 売上の6%

  • 消耗品50万円

  • 広告費 30万円

  • 通信費 30万円など

  • 合計 約350万円前後

カフェ・喫茶店の規模が大きくなればなるほど、一人では回せないので人件費がかかってきます。

さらに光熱費や原材料も増えてくるため、爆発的な年収アップを狙うのは難しいかもしれません。

とはいえ、個人での活動や経営に徹して複数店舗の運営などをおこなうことで年収を上げることは夢ではないでしょう。

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