大ブーム中の唐揚げ屋を開業したい!必要な準備や資金をご紹介!

近年ブームとなっている唐揚げ店。唐揚げ店の開業に興味がある人もいるのではないでしょうか? この記事では唐揚げ店を開業するにあたっての準備や資金を徹底解説しています。唐揚げ店の開業に少しでも興味がある方は、是非とも参考にしていただけると幸いです。

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唐揚げ店の開業に必要な開業資金は?業態ごとの初期費用一覧

テイクアウト店:家賃12万円の場合

物件取得費(前家賃含む)1,200,000円
内外装費1,500,000円
厨房機器600,000円
その他什器100,000円
通信費・レジ導入費150,000円
開業費用総額3,350,000円

デリバリー店:家賃10万円の場合

物件取得費(前家賃含む)1,000,000円
内外装費500,000円
厨房機器600,000円
その他什器100,000円
通信費・レジ導入費50,000円
開業費用総額2,250,000円

移動販売(キッチンカー)の場合

車両取得費800,000円
車両内外装費300,000円
厨房機器400,000円
その他什器100,000円
通信費・レジ導入費50,000円
開業費用総額1,650,000円

イートイン店:家賃16万円の場合

物件取得費(前家賃含む)1,600,000円
内外装費1,600,000円
厨房機器600,000円
その他什器500,000円
通信費・レジ導入費150,000円
開業費用総額4,450,000円

唐揚げ屋を開業する際に必要な設備・道具一覧

テイクアウト店に必要なものは、店舗(物件)のみです。店内で食事の提供はしないため、イートインスペースは必要ありません。

テイクアウト専門店の場合、6坪くらいの敷地でも開業し経営できます。

デリバリー店の場合、原付が必要です。デリバリー店は条件さえ満たせば、自宅で調理することも可能です。よって店舗が必ずしも必要と限りません。

移動販売の場合はキッチンカーが必要になってきます。キッチンカーは市販の車を自分で改造しても良いですし、専門業者に改造を依頼する方法もあります。キッチンカーのリースもあるので、リースから始めるのも良いでしょう。

イートイン店の場合は店舗(物件)が必要ですが、イートイン設備の場所や広さも考慮して決めることが大切です。

唐揚げ屋の開業に必要な資格や許認可一覧

ここからは、唐揚げ屋の開業に必要な資格や許認可を解説していきます。具体的には下記の6つです。

  • 食品衛生責任者

  • 防火管理者

  • 飲食店営業許可

  • 防火対象物使用開始届出書

  • 深夜酒類提供飲食店営業開始届出書

  • 移動販売車許可

1つずつ見ていきましょう。

食品衛生責任者

飲食物を取り扱う際、必ず店舗に1人、食品衛生責任者の資格を保持している人を配置する必要があります。食品衛生責任者の資格を取得するには保健所で申請し、各都道府県の講習会を受講することで取得できます。

申請は店舗が完成する10日前までには、しておいた方が良いでしょう。

防火管理者

建物内で火を扱い、店舗の収容人数が30人以上の場合は、火災を防ぐため防火管理者を選任する必要があります。防火管理者は地域の消防署で1~2日間、講習を受講することで取得できます。

飲食店営業許可

イートイン店の場合は、店内で料理を提供するため、保健所から認可を貰う必要があります。必要な書類として飲食店営業許可申請書、資格証明書、店や厨房の間取り図などを提出しなければなりません。

申請費用として16,000~19,000円の代金もかかります。

防火対象物使用開始届出書

建物の一部をテナントとして使用する場合、消防署に防火対象物使用開始届出書を提出する必要があります。誰が物件を使用するのか、何の機器を使用するのか、などの旨を記載しなければなりません。

深夜酒類提供飲食店営業開始届出書

イートイン店で深夜0時以降も酒・アルコール類を提供するなら、警察への届け出が必要です。必ず警察に届出を出しましょう。

移動販売車許可

移動販売をおこなう場合、キッチンカーにも特定の許可が必要です。販売する地域での営業許可申請書類を、保健所に提出する必要があります。

道路上で販売をする場合は、警察から道路使用許可を得る必要もあるので、留意しておきましょう。

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